いい家とは①
総務部の山下です。
いい家ってなんだろう?日々、自問しています。(自問自答ではないようですね)
建築費が安い家?住居費(建築費+光熱費)が安い家?性能がいい家?デザインがいい家?
これら全部がクリアできる家??
正解は一つではないのかも知れませんね。
アオバクラフトの事業定義は「いい家をもっと身近に」です。
「もっと身近に」というのがキーポイントです。
一般的に「いいもの」と言われているものは高額な場合が多いと思いませんか?
もちろん、高額になる理由もあって、材料やつくる人が一級、一流であってその価値が続いているからこそ、というのが一般的な考え方かなと思います。
しかし、家の場合はどうでしょうか。何と比較して「いい家」と呼べるのかを私なりに考えてみました。
・長持ちする家(安くてもメンテナンスにばかりお金がかかるのは・・・。かと言って、高い家が長持ちとも限らない?)
・家事動線や間取りが使いやすい家(見た目だけよくても使い勝手がよくないのは・・・)
・住宅ローン+光熱費が暮らしを圧迫しない家(ローンは終わるまで、光熱費は住んでいる限り支払いが続きますしね・・・)
他にももっとあると思いますが、ぱっと思いついたものがこの3つです。
わたしの自宅は築1年7か月の中古住宅を購入し、2024年1月で築10年になります。
住んでいる期間は8年弱ですが、大きなメンテナンスで言うと外壁のコーキングと塗装をしました。
塗装はまだ問題はありませんでしたが、コーキングの打ち替えをするにあたり、足場を組むのであればまとめてやったほうがいいだろうと思ったんです。
元々、高性能なコーキング材を使用している感じではなかったですが2度の地震で劣化が進んだ箇所がありました。
工務店に勤めていなければ、(根拠もなく)まだ大丈夫だろう、と思っていたと思いますが、コーキングのひび割れや剥離が軽いうちにやっておけば外壁から内壁に雨が染み込んで木材が腐ってしまったり、断熱材が水分を吸ってしまう心配もなくなります。
気づいた時には大規模修繕が必要になり、期間も費用もかなりかかるケースも多いです。
海沿い、幹線道路沿いなどなど、建てる場所にもよりますが、実は家で一番劣化が早いのが外壁のコーキングと言われており、通常のものでも7,8年~10年ごとに打ち替えをお勧めしています。
紫外線が強い箇所は特に劣化が早いです。
アオバクラフトでは、1年・3年・5年の定期点検時に確認をします。この時点ではまだ劣化していることはほとんどありませんが、6年目以降はご希望される方のみの点検ということで、築10~12年目くらいのお客様からのお問合せが目立っています。
長くなってしまいそうです。
今日は1つ目でおしまいにします。