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いい家とは②

総務部の山下です。

いい家とは、の第2弾です。
文章を書くのは好きなのですが、長くなってしまうのが唯一にして最大の欠点です。
なるべく短く、的確に、と思ってはいるのですが・・・(すでにこの2文が長くなる要因ですね)

さて、今日は、わたしが思ういい家の条件の2つ目です。

・家事動線や間取りが使いやすい家(見た目だけよくても使い勝手がよくないのは・・・)

わたしは、何かを始める時は形からまず入ります。(あ、わたしも!と思った方、いらっしゃいますよね、きっと)
なので、見た目重視で失敗することもあります。振り返ってみると、失敗の多くは見た目のよさに反して使いづらい、というものが圧倒的でした。そして、使い勝手のいいものは(わたしにとって)ピンとこないものも多かったように思います。
わたしの場合、気に入ったものでなければ使い続ける意欲がわかない、という特性も相まって非常面倒なのですが、最近は何かを選ぶ時は非常に時間をかけて吟味するようになりました。

脱線してしまいそうなので、戻します。

暮らしを営んでいく中で、切っても切れないのが家事ですよね。
そして、山下家ではその家事の9割以上をわたしが担当します。(この点についてはあえて触れません。。)

「全国家庭動向調査」によると、家事に費やす時間は1日あたり約5時間という結果が出ています。 
共働きの家庭が増え、日中家にいないことを考えると在宅時間に占める家事時間の割合は大きいですね。
名もなき家事、という言葉もあるようにもしかするともっと費やしているのかも知れません。

やらなくてもいいことを増やす、やることにかける時間を減らす、というのが間取りを考えるヒントになりそうです。
洗濯機から干す場所まで、何度も建具の開閉をしなけばたどり着かない、直線が少なく角を曲がらなければならない・・・リビングからは遠く、急な来客時にも慌てることはない間取りが想像できますが、慌ててしまうくらいの来客は毎日あるでしょうか。両手に物を持っている時に建具の開閉を何度も、そして角を曲がる動作は不便かも知れない、という想像もできませんか?
一歩、いえ、半歩先を考えると実は重要だと思っていることの優先順位は変わってくるのかも知れません。

少し前まではリビングの広さを最優先に、という考え方が多かったように思いますが、今はリビングを少し狭くしてでも家事スペースやランドリースペースを優先される方が増えてきたように思います。
さらに、1部屋1収納という間取りから、部屋ごとの収納スペースをなくし、ファミリークローゼットとして1か所にまとめる間取りも増えてきたように思います。

使いやすい家が広い家とは限りません。使いやすい家はひとつの動作がスムーズに、短時間で、障害物のないルートでできることではないかなと私は思います。
次回は第3弾です。どうぞお楽しみに!!